名蔵湾アカククリの根

DP06

■石垣島西エリア
■水深 7m~20mちょっと…
■レベル ビギナーからOK

自然に恵まれた石垣島は、山があるから川が流れ、その水が流れ込む島最大の湾が名蔵湾です。 豊かな海の起源は名蔵湾から、と言われているほどです。 天候の影響を受けにくく、水の出入りも少ない大きな湾は、他のポイントより透明度は劣るものの、安定した魚たちの住環境が守られていると言えるでしょう。 名蔵湾は陸水の流れ込みがあり、汽水域ができるので、湾内特有のテンジクダイの仲間やニシキテグリなど、珍しい種類の魚が観察できるのも名蔵湾の特徴です。 なかでも、ここで見るアカククリの群れは圧巻です。 中層で群れているため、中性浮力をしっかりとって深いところに落ち込んで行かないように注意しましょう。 そして、群れから離れたアカククリがサンゴの陰でホンソメワケベラやニセアカホシカクレエビなどにクリーニングされているところをじっくり観察してみてください。 カラダの色を黒くして、周りに擬態して口や鰓(エラ)を大きく開けて気持ち良さそうにいていると思いますよ。 クリーニングシーンを見るときは、そばにある岩などに捕まるか、ちゃんと着底するか、自身の体勢も安定させるとより観察しやすいと思います。 群れているのは成魚ですが、アカククリは幼魚の頃、体色が黒くカラダのぐるりをオレンジ色のような赤い縁どりがされていることから、その名前がつきました。 幼魚は、岩の隙間やサンゴの陰に隠れるようにひっそりと暮らしています。 魚類は成魚と幼魚では暮らす場所が違うのだという生態も興味深いところです。

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